弁護士を目指す者へ
これから弁護士を目指そうとしている若者に対し、弁護士に関する事柄を紹介していきたいと思っていますが、既に大学に進んで法学部で学んでいる人間には役に立たない情報かもしれないが、精神的に落ち込んでいる時に読んで頂ければ、もしかしたら一歩踏み出す勇気を与えられるかもしれません。
皆さんは、何がキッカケとなって弁護士の職業に就きたいと思ったのでしょうか。
いま一度、思い出してみて下さい。
ある人は有名な弁護士に憧れて弁護士を目指したかもしれませんし、ある人は弁護士に関するドラマがキッカケとなり、ある人は父親の意志を引き継いで弁護士になった者など、それぞれ目指すキッカケは異なっていたとしても、正義感から生まれた感情だと思います。
長く弁護士の仕事をしていると、その正義感というものも薄れてきてしまうもので、義務感で仕事をするようになってしまう事もあるかもしれないが、皆さんにはその様になっては欲しくないのです。
これは自分との戦いでもあり、誰かに言われたからといって出来るものでもありません。
弁護士であれば原告の弁護をする事もあれば、被告の弁護をする事もあるわけですから、複雑な気持ちになってしまうかもしれません。
しかし、仕事だと割り切って弁護するべきなのか、自分の悪に手を貸す事はしないか。
この質問に正解はないと思っていますが、弁護士として成長したいのであれば被告の弁護人引き受けるのも悪くないかも知れませんが、全て拒否する事もできます。
弁護士の正義感
弁護士として初めて被告側の弁護士をする場合、きっと気持ちをコントロールするのが難しいかもしれませんが、被告の弁護人となったとしても、正義感を捨てる必要はありませんし、あなたが思うように行動してみると良いでしょう。
ちなみに私が弁護士を目指すキッカケとなったのは、両親が借金の返済に困っていた時、取り立ての連中を止めに入ってくれたのが弁護士でした。
見た目は強そうでも何でもないのに、一瞬にして悪そうな大人を返らせてしまったのです。
後から知った事ではありますが、法律では悪質な取り立てを違法としていることをしり、法律を勉強することで私も両親を守ることが出来ると思い、そこから勉強し始めました。
裕福な家庭ではありませんでしたが、奨学金で何とか大学まで行くことも出来ましたし、両親だけではなく頑張りを認めてくれた親戚の人や周囲の人にも助けられました。
弁護士になるのであれば、本来は自分が助ける立場にいるべきだと思っていましたが、社会に出て弁護士として活躍する前に、周囲の人に助けられる温かさを知れたことは私にとって大きな財産となっています。
人に優しくされて喜びを感じない事には、相手が喜びを感じる優しさは与えられないと思います。